エレクトーンデモンストレーター宮内康生の独り言。:So-net blog
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雨、雨、雨...。 [仕事(4)伝えたい、この思い。]

雨の日が続きます...。

十月なのに「師走の頃の」寒さとか...。



そんな中、思い出したのは、
「雨の中」の「屋外での演奏」の仕事、
です...。

こう言う経験、少なく無いです。



以前、このブログで何度か書かせて頂きましたが、
エレクトーンデモンストレーターの仕事は、
「依頼主(依頼元)」が有り、
それに対し、「派遣される」立場での仕事です。

エレクトーンデモンストレーターが、
「ここで演奏したいから演奏する。」
と言う仕事では、決して有りません。


どんな場所でも、
どんな環境下でも、
「ここで演奏して欲しい」
と言う御依頼が有れば、「それに応える」、
それがエレクトーンデモンストレーターの仕事です。



それは、時に、
「(着席の)コンサート会場」では無い場所での演奏「も」有り、
又、時に、
「屋根」と言うか、
「雨を避(よ)ける何か」と言うか、
そんな物が無い場所「も」有ります。



その御依頼の「当日」、
お天気に恵まれれば良いですが、
雨や雪等の悪天候になってしまう事も有ります。

御依頼頂いた方(方々)の御判断で、
「中止」と言う場合も有りますが、
でも、そのまま「決行」と言う場合も有ります。



今でこそ「認知(?)」された
エレクトーンデモンストレーターですが、
その昔、エレクトーンデモンストレーターの「創成期」は、
まず、エレクトーンデモンストレーターと言う「存在を」
しっかり「覚えて頂く」事、そして「認知して頂く為」に、
私だけでなく、当時の他のエレクトーンデモンストレーターの皆、
必死に、
「なんでもさせて頂く時期(時代)」が有り、
そんな時期(時代)は、
「どこででも」演奏をさせて頂く事が「当たり前」でした...。



今でも「語り継がれている」のが、当時、
「超有名エレクトーンデモンストレーター」が、
「楽器店さんの差す「傘で」雨をしのぎながら、演奏をした」事...。


辛うじて(本当に「辛うじて」)エレクトーンは雨が当たらない場所、
でも、その演奏者には、雨がそのまま当たる、そんな場所で、
最初は、雨に濡れながら、
でも、途中から、そんな姿を「気の毒に思った」のか、
それとも、
「そのエレクトーンのデモンストレーターの「必死さ」」に
「何か」を感じ取って頂けたのか、
その御依頼の楽器店さんの社員さんが、
傘を2本持ち、1本は御自身が差し、
もう1本は、演奏するエレクトーンデモンストレーターに差し掛ける形で、
そんな状態での演奏が有り...。



でも↑これは、特殊なケースでは有りません。



私も、そして当時の他のエレクトーンデモンストレーターなら、
皆、同様の経験を、
いや「「それ以上の」経験を」何度もしており...。



私もそうですし、
他のエレクトーンデモンストレーターも同じだと思いますが、
↑こう言う経験の1つ1つが、何らかの形で、役に立っており...。

本当に有り難い事です。





でも...。

少しだけ悔しいのは...。





↑こう言う場所での演奏を、
↑こう言う経験をする「仕事内容」を、
「演奏力が無いから」とか、
「人気が無いから」とか、
いわれのない「からかい」や中傷(馬鹿に)する噂を流された事...。
何度も...。

何故???





「その詳細は」書きませんが、でも、
「エレクトーンデモンストレーター」が、
「演奏力が認められれば」とか、
「人気が有るから(又は、人気が出たから)」とかの理由で、
「それ以上の扱い=こう言う場所での演奏を「しなくて良くなる」」と言う、
「間違った認識」が「定着してしまった事」、本当に、悔しいです...。



話を戻します...。



最近、特に思い出すのが、
【D-30】とか
【D-60】とかで、
「デパートの店内で」演奏をさせて頂いていた頃の事です。

その楽しかった事、楽しかった事...。

そして、本当に、勉強になった事...。

これも、以前、このブログで書かせて頂いた事ですが、
「デパート」は、エレクトーンの演奏を「聞きに来た」訳では無いのに、
それでも、演奏を、立ったまま聞き続けて下さる方々の、
有り難さ、そして、嬉しさ、楽しさ...。


「何を」
「どう」
演奏すれば、「立ち止まって」頂けるか...。
それは、「いつも同じ」では無く...。

演奏をさせて頂きながら、
「今」、何をどうすれば良いか、考える事...。

それは、本当に難しく、でも、楽しく...。

そして、
デパートのお客様だけで無く、
そのデパートの中で働く方々から、
時に厳しく、
時に温かい、
御意見御感想を沢山頂き、それらを元に演奏を進めて行く事の、
有り難さ、そして、嬉しさ、楽しさ...。


今の様に、
エレクトーン自体が「なんでも出来るエレクトーン」で無かった時代、
「創意工夫する事」が「必須」だった時代の、
貴重な思い出です...。


{み}



《追記》
↑これを書かせて頂きながら、↓こんな事も思い出しました。

1985年の「つくば万博」で、
開催は3月中旬でしたが、それよりも前(2月)、
メインパビリオンの1つ「いばらきパビリオン」の
「こけら落とし」で演奏させて頂いた時の事です...。

「大雪」でした...。

「野外ステージ」で、
「ステージ上」と「客席」に屋根は有りましたが、
それでも「屋外」ですので、
「雪の降る中」の演奏で...。

エレクトーンは【FX-1】...。

「つくば万博」の「門出」のイベントです。
客席には、政界財界、そして、沢山の御来賓の方々がいらっしゃり...。

こんな大役、本当に光栄で、
「雪」とか「寒い」なんて少しも感じませんでした...。{み}



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「音色作り」の「基礎的」考え方...。 [仕事(4)伝えたい、この思い。]

突然ですが...。(と言う「書き出し」が多い、このブログです...。)

ちょっと長文です...。

そして↓この内容に近い事を以前にも書かせて頂いておりますが...。
http://yasuomiyauchi.blog.so-net.ne.jp/2016-06-26
【「オルガン」として使う以外に...。[仕事(4)伝えたい、この思い。] /2016-06-26記入分】

でも、多くの方々にお読み頂きたいです。
そして、実際にエレクトーンで設定し、試して頂きたいです。

それでは、スタートします...。



例えば、
「Trumpet 1」の音色に「音の立ち上がり=アタック」が欲しい時...。

その「Trumpet 1」が「8'」ならば、
「ORGAN FLUTE」の「8'」を
「エフェクト(ロータリースピーカー系等)を「掛けない」状態」にして、
つまり、
「すっぴん」と言うか、
「そのまま」と言うか、
そう言う「8'」を足す様にし...。


「ORGAN FLUTE」に「も」、
「UK」とか「LK」の個々の音色ボタン群と同様に、
「音量設定=Vol.」が「0~24」と有るし、
「ORGAN FLUTE」の「8'」「も」、
その入れ方に「0」から「8」まで有るし...。

これらを使えば、
もの凄く「こだわり」の有る「音の立ち上がり=アタック」を
作る事が出来る訳です...。

例えば、

・「ORGAN FLUTE」の「Vol.」を「2」にし、
 「8'」の入れ方を「1」に。
とか、
・「ORGAN FLUTE」の「Vol.」を「1」にし、
 「8'」の入れ方を「2」に。
とかに設定し、
それを「Trumpet 1」と一緒に使えば、
まるで「Trumpet 1」の「音の立ち上がり=アタック」を
作り変えた様になり...。



↑これって...。

「ORGAN FLUTE」の音色を足すって...。

「その足し方で「音色を変化させる方法」」って...。



エレクトーンに「ボタン」で、
「TRUMPET」等の音色が付いた時、
例えば、
【D-60】とか、
【E-70】とか、
「そこら辺(へん)の時代から」行われており、
それは、
「自分(それぞれ個人)の音色作り」の「必須」操作と言っても
決して過言では無いと思います。



それに...。



【GX-1】には「ORGAN FLUTE」は無かったけれど、
でも、
「トランペット」に「ジャズギター」を「同じフィート」で足して、
「1系列」と
「2系列」の「バランス」で、
「ジャズギターの「音量」」を「大きくしたり・小さくしたり」して、
↑これ(ORGAN FLUTEを足す事)と「同様の事」をして、
「自分(それぞれ個人)の音色作り」をし...。



つまり、↑こう「手法」」は、
エレクトーンの「音色作り」の「基礎的」になる考え方で...。



更に...。



【EL-90】から、各音色群に
「それぞれリバーブの設定」が出来る様になりました。

それを、↑この考え方に当てはめると...。

例えば、
・「ORGAN FLUTE」の「リバーブ」を「浅め(0~6)」にし、
 「Trumpet 1」の「リバーブ」を「深め(18~24)」に。
とか、
・↑この逆に、
 「ORGAN FLUTE」の「リバーブ」を「深め(18~24)」にし、
 「Trumpet 1」の「リバーブ」を「浅め(0~6)」に。
とか、
↑この2つの「違い」を、是非、実際に試してみて下さい。

↑「リバーブ」にこだわるだけで、
全く違う種類の「Trumpet 1」になります。



と言う所で、この記事の最後に...。


いつの頃からか、ずっとずっと、
「講座」とか「研修」で伝えて来た事の、
「エレクトーンは、「ある音色」と「ある音色」を足す事で、
 ただそれだけなのに、簡単に、
 「自分(それぞれ個人)の音色作り」が出来る」、
 夢の様な楽器です。」
と言う事、です...。


{み}



《追記》
【EL-90】から以降、
「ORGAN FLUTE」に「アタック」と言うか「音の立ち上がり」も
「0~8」の間で選択出来る様になり...。

これで、↑上記の様に、足す「音量」等で「こだわる」事に加えて、
益々「微妙な」足し方が可能になり...。{み}



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{み}


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{み}


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