私の趣味の一つに「お香」が有ります...。

随分前に、京都を旅した際、
偶然見付けたお香専門店で、「薄荷の香りのお香」を知ってから、
お香の大ファンになりました...。

以来、「事有る毎に」集めたお香は、小さい引き出し一杯になりました...。

ところで...。
「お香」は、「嗅ぐ」では無く、
・聴く or 聞く
又は、
・利く or 効く
と表現するのは、御存知でしたか?

さて...。

お香に限らず、香りには、不思議な力が有る様です...。
ですから、初めてのお香を焚く時には、気を付けないと...。

それを「聴いた」その瞬間、
・時間を...。
・場所を...。
そして、
・その時の気持ち(心)まで...。
それを「初めて聴いた、その時」に戻してしまいます...。

ですから、
何か良い事が有った時にだけ、新しいお香を焚く様にして...。

何か辛い事が有った時に、新しいお香を焚いてしまうと、
その香りを聴く度、その辛さを思い出してしまいますから...。


これって...。
音楽の持つ力と、全く同じですね?

だから、お香も、
音楽の様に「聴く」と言う表現を使うのかもしれません...。


{み}



(明日へ続く...。)