書かせて頂きたかった、この事...。01-03. [感謝(4)有り難うございました。]
(昨日の続きです。)
その「自問自答」が一段落した時、
その女性との会話も一段落し...。
一人になった時、
「恐る恐る」、ジャケットのポケットに手を入れました...。
「まさか、カミソリでも入れられたんじゃぁ...。」
「気を付けて...。」
と、心の中で、自分に言い聞かせながら、
ゆっくりと手を入れる私...。
そして...。
その時...。
私の指先に「紙の感触」が伝わりました...。
「ほっ...。」
ポケットの中に入れられた物が、
・危険な物。
・汚い物。
で無く、安堵する、私...。
そう...。
「紙の感触」が有ったのに、
それでもまだ、事態を把握出来無い、私...。
それどころか...。
「レシートでもいたずらに入れられたのかな?」と思う、私...。
そして...。
そして...。
そして...。
「その紙を」、取り出し、手の中を見た私...。
そこには...。
「一枚の紙幣」が...。
「想像した物」とは「遥かに違う物」を目にした私は、
「驚く」よりも先に、「疑ってしまった自分を」、
本当に恥ずかしく思いました...。
凄く凄く、情け無かったです、そんな自分を...。
「お金を」頂戴してしまった事も勿論ですが、
「その男性を疑ってしまった事」が、とてもとても申し訳無く、
又、「疑ってしまった自分が」、とても情け無く...。
その時すぐに「その男性」を探しました。
勿論、「これ(=お金)」を、お返しする為に...。
しかし...。
残念ながら...。
時既に遅く...。
「その男性」を見付ける事は、
遂に出来ませんでした...。
{み}
《追記》
これを御覧の皆様に、
「きちんと」、私の気持ちが伝われば良いのですが...。{み}