「肌で...。」「空気で...。」「雰囲気で...。」:エレクトーンデモンストレーター宮内康生の独り言。:So-net blog
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「肌で...。」「空気で...。」「雰囲気で...。」 [仕事(3)自分で自分を...。]

「コンサートホール=着席式の会場」では無く、
不特定多数の方に向けての「デモンストレーション演奏」をさせて頂く時は、
周り「=360度」に気を配らなければなりません...。



何故なら...。



自分の「視野」だけで無い場所、
つまり、
・鍵盤を演奏する
・エレクトーンを操作する
「手」を御覧になりたくて、
自分の「後方に」沢山のお客様がいらっしゃる場合も多く...。



「演奏中に振返る事」=「鍵盤から目を話す事」は、
勿論「可能」ですが、しかし、それは、ちょっと「綺麗な動き」では無く...。



ですから、
・肌で...。
・空気で...。
・雰囲気で...。
「それを」感じ取らなければならないのですが、
そう出来る様になるのは、やはり、
・沢山の時間。
・沢山の経験。
が必要な様です...。



そして、もっと重要なのは...。



「自分で見る事の出来ない場所に居る方達」が、
今演奏して居る曲を、本当に「楽しんで頂いて居るか」の判断で...。

もし、その曲を弾き始めても、人が集まった気配を感じられなければ...。

もし、その曲を弾いて居る最中、
そこに集まって下さった方達の中から、
(その曲が)「お好きでは無い」御様子(=雰囲気)を感じたら...。

その曲を演奏しつつ、「右足(音量)」を徐々に下げ、
「F.O.(フェイドアウト)」して、次の曲に行く事も必要で...。



自分で演奏しつつ...。

自分の演奏プログラムをどんどん変化させる...。

こんな事も、この仕事の「重要なポイント」です...。


{み}



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