続続・本番前にしておきたい事...。:エレクトーンデモンストレーター宮内康生の独り言。:So-net blog
SSブログ




続続・本番前にしておきたい事...。 [仕事(4)伝えたい、この思い。]

人前での演奏は、緊張するものです...。

残念ながら「緊張しない方法」は有りませんが、
それでも、
・長年
・色々な場所
・様々な場面
で演奏させて頂いた事で、
こんなアドバイスをさせて頂ける様になりました。


以前、↓こんな内容を書かせて頂き、今日はその「三回目」です。
【御参照=本番前にしておきたい事...。[仕事(4)伝えたい、この思い]/2012-01-18記入分】
【御参照=続・本番前にしておきたい事...。[仕事(4)伝えたい、この思い]/2012-02-28記入分】


今回は、
「演奏の前後」のリハーサルも忘れずに!」
とお伝えしたいと思います。


本番の舞台の状態は、
・エレクトーンが隣接。
・音響の配線コードが在る。
・照明も「暗め」。(←こう言う場合で無い時も有りますが...。)
と、舞台袖から登場しエレクトーンに着席するまで、
「様々な障害物」が在ります。

そうで無くても、舞台袖から一歩、
「客席から見える場所」に進んだ時の緊張感は、独特な物で...。

一挙に高まる緊張感の中、歩(あゆ)みを続けるのは、
結構大変な物です...。
舞台の上で「自然に」「普通に」歩く事の、何と難しい事か...。

 

そして...。

 

無事、エレクトーンに辿り着いても、
緊張感から、すっかり忘れて居るのが、
「何をどうするのか?」で...。

あんなに何度も行った、演奏前の、
・記憶媒体を楽器へ挿入。
・演奏に必要なデータを「読み込む」手順。
・↑この後、「ボタン」「ニーレバー」等のセッティング。
等等等、忘れてしまったり、間違えてしまったり...。

演奏を開始し、初めて、その忘れや間違いに気が付き...。

演奏中、慌ててセッティングしたり...。
演奏を停止し、やり直したり...。

 

そして...。

↑こう言う事が無かったとしても...。

 

演奏を終えてから「何をするのか?」を忘れてしまい...。
・お辞儀。
・記憶媒体を手にする。
・エレクトーンから舞台袖に向かうのは、どっち?
と、今度は、演奏を終えた「安堵感」で忘れてしまい...。

 

悪い事は言いません...。

「演奏の前後」のリハーサルも忘れずに!」


「本番と全く同じ状況=舞台袖からエレクトーンの距離」は、
舞台の上で実際に行わない限り無理ですので、
事前に、実際の舞台の上を「イメージ」しつつ、
・記憶媒体を手にする。(譜面を見るのなら譜面も。)
・舞台袖を出る。
・舞台の上をエレクトーンまで歩く。
・エレクトーンへ着席。
・演奏の準備をする。
・演奏。
・演奏を終えて、エレクトーンから離席。
・お辞儀。※
・エレクトーンから記憶媒体を抜く。(譜面が有れば、それを手にする。)※
(↑この、※の2つは、順番が「逆」になる可能性有り。)
・舞台袖へ向かって歩く。
を行い...。

そして、これを...。

可能な限り、「部屋の電気を暗くし」、行ってみて下さい...。

それも、「本番の衣装と靴」で...。


曲の演奏中で無い時は、照明が暗くなって居る場合が多く、
想像以上に足元が見難いです。

又、演奏を開始しても、「静かに始まる曲」の場合、
照明の方が、曲の雰囲気に合わせて、
「暗い状態から徐々に明るくする照明」にして下さる場合が多く、
最初に弾き始める、
・鍵盤の位置。
・ベースの位置。
が見え難い時も有ります...。


と、「あれこれ想定」しながら、
演奏「以外の」リハーサルを「しておく」「しておかない」は、
「その時の緊張感」に、驚く程影響しますので...。

是非...。


{み}

 

(明日へ続く...。) 

 

《追記》
こんな状況も...。

演奏が始まり、照明が明るくなった時、
その急激な明るさの変化に、
・エレクトーンの液晶画面が見えなくなった。
・譜面が見えなくなった。
とか、
・照明の色と、「譜面に記したインクの色」が同じで、
 結果、それが見えなくなった。
と、色々な事も「有り!」です...。

「何が起きるか解らない」のなら、
「何が起きても大丈夫」な状態にすれば良いです。

私は、自分の経験上、
「心配し過ぎ」位で丁度良いと思って居ます...。{み}

 

《追追記》
最近、「演奏後」に、
「舞台中央まで行ってお辞儀をする」ケースをたまに見ます...。

演奏を終えた後、
・記憶媒体を~。
・譜面が有れば、それを~。
と行って居ると、
結果、お客様達は、ずっとそれを終えるまで待たされる訳で...。

やはり、演奏を終えたら、「まずお辞儀」が良いと思います...。

「演奏で得た感激」を表現するのが「拍手」なのに、
それを「待たせる」のは、ちょっと「変な感じ」です...。

わずか「何秒」でしょうが、
それでも、この「何秒」が積み重なると、それは「何分」、「何十分」になり...。

結果、舞台進行上、「間延びする=だれる」事となる気がしてしまいます...。{み}



共通テーマ:趣味・カルチャー






この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。