母の事...。01. [想い出(幼い頃)]
(昨日の続きです。)
「父方の祖母」の話、そして「母方の祖母」の話...。
そして今日は、母の話です...。
「その」附属小学校に通って居る時は、バス通学でした。
【御参照=「みやすやおうち」...。 [名前(1)]/2008-11-25記入分】
学校の行きは、兄と二人でしたが、帰りは、一人でした。
ある日...。
いつもの「降りるバス停」に近付いた時、
そのバス停付近で大きな交通事故が起きて居たのが、
バスの中から見えました。
(車同士の、大きな事故でした。)
その交通事故は既に起きて居て、
それを横に見ながら、家に向かって歩く私...。
凄い大きな交通事故でした...。
その時!
私の目の前に!
全速力で、私の方に駆け寄って来る母の姿が...。
それは、私の知って居る「母の走り方」、
つまり「女性特有の足を斜め後に蹴る姿」では決して無く、
正に、「全速力」or「猛ダッシュ」&「力走」の姿で...。
初めて見る「その母の姿」は、
その大きな交通事故を見た「インパクト」よりも、
ずっとずっと大きい物でした...。
「その母」は...。
私の姿を見ると...。
「いつもの走り方に」、戻りました...。
後で母が言うには、
・大きな音がしたので見てみたら、私の姿が見えた。
・康生が交通事故に巻き込まれた!
と思ったそうで...。
なるほど...。
でもね...。
「大きな音がした時」は、既に、「事故が起きた時」で...。
「それで見てみた」と言う事は、「事故が起きた後」と言う事で...。
更に!
「その時点で」私の姿が見えたと言う事は、
私自身が事故に巻き込まれたと言う事は、決して無い訳で...。
↑
と、「冷静に」考えて見れば、解る事なのに...。
ちなみに...。
私の人生の中で、「母のこの走り方」を見たのは、
この時だけです...。
{み}