「あらぬ疑い」の中...。 [日々雑感...。]
(「桜繋がり」で、昨日の続きです。)
某年某月某日・某所にて...。
やっと「桜の蕾」が膨らみ始めた時季...。
(まだ「開花」して居ない頃...。)
通り掛った「お花屋さん」に、「桜の枝」を見付けました...。
(「満開」の状態で...。)
(勿論、「売り物」として...。)
「これを活けたら良いだろうな...。」
と思い、「生まれて初めて」桜の枝を買いました。
(それも、一本だけで無く、数本...。)
(その「お花屋さん」の)店員さん、その桜を包み始めたのですが、
「敏感な桜の花」が(枝から)落ちてしまわない様に悪戦苦闘しており...。
しかも、「その数本の枝」が、何度も、店員さんの「その作業」を中止させ...。
見るに見かねて、(気を利かせて)
「そのままで良いですよ...。」
「家は、すぐそこですから...。」
と言った私...。
その後私が、「どんな思いをするか」も考えず...。
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とここまで書かせて頂いて、殆どの皆さん、
(いくら「桜がまだ咲いて無い時季」でも、)
「「包んで無い桜」を持って歩くと、どんな風に見られるか」、
御想像出来ると思います...。
しかし!
しかし!
しかし!
その時の私は、全く「その事」を想像しておりませんでした...。
(「おバカ」です、私...。(笑))
話を続けます...。
その店員さんは、
「でも...。」
と言った後、「口ごもり」...。
しかし、
「良いから、もうそのままで...。」
と言う私に、
「桜の枝を輪ゴムで止めただけの状態で」手渡す、その店員さん...。
「何故、その店員さんが「口ごもった」のか?」も考えず、
又、「その私の気遣い」が、我が身に「予期せぬ災難」を招く事等、
全く想像もせず、ただ、桜を買った嬉しさで一杯の私...。
そして...。
お花屋さんを離れた私には...。
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「白い視線」...。
すれ違う人、すれ違う人、皆、鋭い「白い視線」...。
「凄い勢いで」飛んで来る、痛い「白い視線」...。
それでもまだ、私は、
「何故、私に対して、こんなに「白い視線」が飛んで来るのか?」
全く解りませんでした...。
しかし、やがて...。
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「桜の枝を折って来た=盗って来た様に」見られて居る事に気付く私...。
そして、この時、やっと、
あの時、店員さんが「口ごもった「理由」」も解りました...。
「こうなってしまう事」を、十分「想定」して下さったらしく、
しかし、まさか、
「(桜を)盗って来た様に見られますよ。」
とも言えず、「口ごもってしまった」事の「理由」も...。
それからの「家までの距離」の、
何と遠かった事...。
そして、何と長かった事...。
その時、誓いました...。
「今度桜を買った時は、絶対に包んで貰おう!」
「いや、もう二度と桜は買わないぞっ!」
と...。
{み}
(内容は変わりますが、「桜繋がり」で、更に明日へ続く...。)
《追記》
実は「その時」、たった一人だけ、
「あら、もう桜が咲いたのかしら?」
と言う視線を投げ掛けた方が居ました...。
「↑この方」だけでした、「白い視線」では無かったのは...。
「↑その視線」で、やっと、
「自分がどんな状況に陥ってしまったのか」が解り...。
しかし、気が付いた時には、既に遅く...。
その、沢山の「白い視線」の中、
「あらぬ疑いを掛けられた事」への「怒り」も有りましたが、
それよりも、「自分の愚かさ」と「鈍(にぶ)さ」に、
ただただ厭きれて居ました...。{み}