私の「電子楽器観」...。:エレクトーンデモンストレーター宮内康生の独り言。:So-net blog
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私の「電子楽器観」...。 [仕事(2)普及啓蒙]

(一昨日&昨日の続きです。)

二日続けて【ひとりでエレクトーンあるある~】を書かせて頂きましたが、
「その関連(?)」で、今日は、↓こんな内容です。

これは、先日、facebookで書かせて頂いた文章、
【私の「電子楽器」論】です。
(「講座/研修/講演」でお話させて頂いて居る内容です。)

 

【講演/私の「電子楽器」論】

電子楽器は、楽器です。
電気がなければ演奏出来ませんが、
電気製品とは違います。


電子楽器は、便利な楽器です。
生の楽器に近い音色での演奏が可能です。

しかし、それは決して、
生楽器の「代わり(代用品)」では有りません。
ましてや生楽器の「領域」を侵そう等と言う事は、
最初から思って作られておりません。

しかし、
生楽器の世界では「限られた人物」にしか演奏出来ない「音域」を、
電子楽器では「安定した音量や音質」で提供させて頂く事が出来たり、
本来「複数人」でなければ「演奏不可能」な「対旋律」や「ハーモニー」を、
「一人の人間で演奏」する事で、
「人間の感情や体調に左右されず」提供させ頂く事が出来たりします。


音楽は、感情表現の「最たる物」だと思います。
ですので、感情に「左右」されてしまいます。
安定しない演奏を「これこそ音楽の神髄」と取るか、
「感情のブレで台無しの音楽」と取るか...。

 

電子楽器は、新しい「音色」を提案し続ける楽器です。
今では、「市民権を得た」どころか「無くてはならない」
「シンセストリング」や「シンセブラス」が、
その最たる「例」の音色です。

生楽器の皆さんが、どんなに頑張っても、この音色にはなりません。

その他、例を挙げ始めたらキリが無い程、
「電子音」と言う「異端児」から逸脱した「存在不可欠の音色」、
それが、「今の」電子楽器の音色です。

 

以上が、電子楽器の「存在意義」、
そして、電子楽器が、
「電子楽器として存続し続ける為に気を付けなければいけない事」の、
「私なりの考え=私感」です。

 

 

お読み頂き、どうも有り難うございました。


{み}

 

《追記》
過去の「↓こんな内容」も、合わせて御覧頂くと嬉しいです...。{み}
【御参照=私の「エレクトーン観」...。[仕事(2)普及啓蒙] [編集]/2009-09-27記入分】



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