走れ、玄関へ! [想い出(幼い頃)]
(昨日の続きです。)
昨日の内容を書かせて頂きながら、
「そう言えば...。」
と急に思い出したのが、↓これです。
私が中学生の時、同級生でサッカー部の子が、
真夏にも関わらず、
「どんなに喉が渇いても、練習中、水を飲まない。」
「ばてるから。」
「(サッカー部の)顧問の先生も、(水を)飲まない様に、
監視してるし。」
「練習途中の休憩の時間が「一番地獄」で、
顔を洗いに水飲み場へ行った時、
心の中で、「これは悪魔の水だ!これは悪魔の水だ!」と叫びながら、
絶対に水を飲まない様にするのが大変。」
「その時「誘惑に負けて」水を飲んでしまったら、
「喉の渇き」よりもっと大変な思い(ばてる)をするから、
絶対に飲まない。」
と言っていたのを、思い出しました...。
今では↑こんな事、信じられない事ですが、
でも↑こんな風に、
「スポーツの最中、絶対に水を飲まない、飲ませない」時代でした...。
話を続けます。
↑この話を聞いた時、↑この同級生へ、
「練習終わり」に、水飲み場で飲む水は美味しいでしょう?」
と訊いたら、
「そのまま家まで我慢する。」
との事...。
何故なら、
「最高に喉が渇いた状態」に「ぬるいお水」で満足したくない。」
「だから、そのまま家まで我慢して、
「キンキンに冷えた麦茶」を飲む。
それが「かえって」楽しみになり、練習に身が入る。」
との事...。
更に...。
その為に(↑この同級生は)、
「弟と「契約」をし、
俺(その同級生の事です)が玄関を開ける音がしたら、
(弟が)「キンキンに冷えた麦茶の入った容器とコップ」を持って、
玄関に走って来る様にさせた。
それを「一週間」忘れずにやり通せたら、その時「○○円あげる」。」
との事...。
残念な事に、どうしても、「幾らだったか」、その金額が思い出せず...
話を続けます。
↑今これをこの内容を読んでみても
「突っ込み所(どころ)満載」だけど、
その当時も、同じ思いでした。
ですからその時、(私はすぐに)
「弟さん、もし、その時間、トイレやお風呂に入っていたらどうするのか?」
と訊いたら、
「弟、「○○円」欲しいから、
その時間帯、ずっと耳を玄関に集中して待ってる。」
との事...。
なるほど...。
「そこまで我慢したんだったら、
靴を脱ぎ、手を洗って、さっぱりして」
とは「しない=出来ない=もう1秒も待てない状態」なのが
とても良く解ります...。
それにしても、
いくら「○○円」の為とは言え、
「その時間帯ずっと」、玄関に神経を集中させる「その弟さん」は、
「「兄思い」で偉い」と言うか、
「どこの家庭も「兄弟の力関係」は一緒だと思う」
と言うか...。
「「弟の立場」が良く解る私」は、
毎日、必死に「玄関へ走る」「その弟さん」の姿に
「自分を重ねて」しまいます...。
最後に、話を元に戻して...。
真夏だけで無く、
「スポーツ中の水分補給の重要性」
や
「熱中症への対策」
が「当たり前の「今の」時代」とは、
あまりに懸け離れた時代の「昔」でした...。
{み}
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{み}