ELECTONEの「VA」音色について...。:エレクトーンデモンストレーター宮内康生の独り言。:So-net blog
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ELECTONEの「VA」音色について...。 [仕事(4)伝えたい、この思い。]

「いつ」とは言えないのですが、
初めて、エレクトーンで「VA」音色を弾いた時、
「凄い時代が来たんだな...。」
と思いました...。

いつも書く様ですが、
「文章だけで」伝えるのは、正しく伝えられるかどうか、
とても心配なのですが、
「サンプリング=どんなに頑張っても「サンプリング」した時の音」
に対して、
「「VA」=タッチ1つで、より幅広い範囲の「音楽表現」が可能」
なのは、本当に「夢の様」だと思います...。



そして...。



「VA」に限らず、
「エレクトーンのタッチトーン」の、
「タッチ=力を必要とする奏法」と言う間違った認識が、
この「VA」音色の登場で払拭出来るかもしれないと、期待しました...。

結果的に、この思いは、大きく裏切られ、
「タッチ=力を必要とする奏法」と言う間違った認識は、
根強く「定着してしまった」感じが否めません...。



「VA」の「生楽器を想定とした音色」は、
どれも、
「イニシャルタッチ」
「アフタータッチ」
を目一杯にセットし、
「思い切り「力を入れない」奏法」をしてみると、
「いかに「↑この奏法」が重要か(楽しいか)」を、
(エレクトーンが)教えてくれます。


例えば、「トランペット」だと

と書かせて頂くよりも...。
↓この動画の「トランペット」を、
エレクトーンの「VA」音色で「真似て」みて下さい。

この動画の「トランペット」の「音の立ち上がり方」は、
「サンプリング」よりも、
「VA音色」の方が、ずっとずっと「真似し易い=似ている」と思います。

これは、「理屈」とか「頭で」理解しようとするのでは無く、
「指先」や「手や腕や肩」の動かし方に寄って得られる音を頼りに、
「如何に「力を入れない奏法」をするか」(より一層「真似られる」か)
「VA」音色の「反応が」、
そして「エレクトーンが」、教えてくれます...。




【Puttin' on the Ritz/Herb Alpert】

何度も書かせて頂く様ですが、
「タッチトーン」は、「力を込めて演奏する」と言う
間違った認識が、根強く「定着してしまった」感じが否めません...。

本当に残念です...。

「生楽器」に限らず、
「音色」の「音質」と「音量」は、
もっと1音1音、「バラつきが有った方が良い」と思います...。

「打ち込み」で、この「バラつき」を出そうとするより、
実際に「弾いた状態」の方が、ずっと「自然」です...。

その「バラつき」こそが、
「リアルタイムプレイ楽器」としての楽しさだと思います...。


{み}


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