「みやすやおうち」...。:エレクトーンデモンストレーター宮内康生の独り言。:So-net blog
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「みやすやおうち」...。 [名前(1)]

(昨日の続きです。)

私の「ファンクラブ」の1つの名前は、【みやすやおうちの会】です。


「みやすやおうち」...。

新みやすやおうち.jpg

私がまだ幼稚園に入る前だったと思います。
両親が、私に、「犬の形をしたバッグ」を買ってくれました。

大好きなバックだったので、私は嬉しくて、すぐに自分で名前を書きました。

しかし、それは、「字と字の大きさや間隔」が、まちまちで、
「みやうちやすお」では無く、
「みやすやおうち」と読んだ方が良い感じの仕上がりでした...。

私は、それを発見した時、
「みやうちやすお」よりも「みやすやおうち」の「響き」の方がずっと好きで、
それから、
「お名前は?」
と聞かれると、
「みやすやおうちです!」
と元気良く答えて居ました...。


しかし、幼稚園に入ってすぐに、「徹底的に」、これを直されました...。
私には、数年後に、
「名前をきちんと言える事が、とても重要な事」が待って居たからです...。

そう...。
私には、「小学校受験」と言う物が待っておりました...。
(岡崎の方なら良く御存知の、「あの」、附属小学校です。)


兄は、既に「その小学校に」通って居ます...。
「上の子と下の子が、別々の小学校なんて...。」と言う思いから、
私「も」(「も」です)その小学校に入れようと、両親は、必至でした...。


その為の「幼稚園」...。
その為の「日常」...。


しかし、それら全てが、私には、「当たり前の事」としか、理解出来ませんでした...。

小学校は、「受験」と言う物が有って、それに受かったら行く所。

小学校は、「ひらがなとカタカナ」が書ける様になってから行く所。
小学校は、「魚のエラ全部の名前と役割」を言える様になってから行く所。
小学校は、「跳び箱」と「逆上がり」と「竹登り」が出来る様になってから行く所。
小学校は、...。
小学校は、...。
小学校は、...。


後で思えば、随分厳しい幼稚園だったと思いますが、
悲しいかな、当時の私には、「比較する物が、何も無い状態」でしたから、
これらの全てが、本当に、「当たり前」...。

そして、無事、小学校入学...。

このまま「何も無く」、その「附属」と言う形での学校生活を送れれば、
「それは、それで」、幸せだったのかもしれません...。


しかし、もしそうだったら...。


今の私は、全く別の仕事をして居たと思います...。
絶対に...。


{み}



(更に、明日へ続く...。)



《追記》
その頃に「封印」された名前、「みやすやおうち」を、
大人になってから使える様になるなんて...。
私は、本当に、幸せ者です...。{み}



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