意外な提案...。:エレクトーンデモンストレーター宮内康生の独り言。:So-net blog
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意外な提案...。 [エレクトーン_習う]

(昨日の続きです。)

「何となく」元気の無い私を、両親、そして兄は、きちんと気が付いて居ました...。
そんな小学校生活の私に、「救いの夏休み」がやっとやって来ました。


その時「運命的な出来事」が...。
家のすぐ近くに、「ヤマハ音楽教室」が、新設されました。


「「楽器の演奏」って、きっと楽しい筈。」
「それで、元気になってくれるのなら...。」
と、家族の誰からか、私を「ヤマハ音楽教室」に通わせる提案が...。
私の知らない所で...。


ある日、母と二人、「説明」を聞きに、「ヤマハ音楽教室」へ...。
「ヤマハ音楽教室」とは、何をする所かも解らないまま一緒に行く私...。(笑)


母は、「ピアノ」を習わせるつもりだったらしいです。
いや、「ピアノ」を薦められるだろうと思って居たそうです...。


しかし、その「説明の担当の方」が、いきなりな一言...。


「ピアノを習わせるのは、年齢が高過ぎます!」
「エレクトーンなら、今の年齢(小学校3年生=8歳)でも、習う事が出来ます。」

今、ヤマハの方が、こんな事を提案したら「大問題」だと思いますが、
「当時」は、「こう言う考え方」が「普通」で、
そして、「それがまかり通って」居ました...。


凄い「予定外」「予想外」、そして、「想定外」な提案...。


躊躇する母に気が付くと、その「担当の方」は、急に立ち上がると、
近くに有ったエレクトーンを弾き始めました。


上手っ!
凄いっ!
楽しいっ!


母は、本当に驚いたそうです、
「エレクトーンを弾ける男性が、この世の中に居た事」を...。

母の「エレクトーンのイメージ」は、「若い女性が演奏する楽器」でした...。
そして、これは、残念ながら、
「エレクトーン生誕50年」の今でも、
世間一般の方が持ち続けてしまって居るのかも...。


その方の演奏に、心底感動した母と私...。

そして、その時、「エレクトーンを習う事」と、
「習うのに必要」と、エレクトーンの購入が決まりました...。


やっぱり「演奏を聴いて頂く事」って、凄いです!
「どんな言葉の説明」よりも、
「人の心を動かせてしまう」んですから...。


でも、その時はまだ、私自身が将来、今度は「逆の立場」で、
「人の心を動かせてしまう仕事に就く」とは、
「夢にも」、いや、「夢の夢にも」、思っても居ませんでした...。
私も、母も...。


{み}



(更に、明日へ続く...。)



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