最初の先生は...。:エレクトーンデモンストレーター宮内康生の独り言。:So-net blog
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最初の先生は...。 [エレクトーン_習う]

(昨日の続きです。)

やがて、「エレクトーンのレッスン」が、始まりました。

私の通うクラスは、【エレクトーン・スクール】と言う「コース名」でした。

忘れもしない、
・小学1年生の男の子。
・小学1年生の女の子。
そして、
・小学校3年生の私。
の、「3人」のグループレッスン...。
そして、先生は、20代の女の先生でした。

・20代。
・女性。
と言うだけで「優しい先生」をイメージした方、
それは「間違い」です...。(笑)


この先生、兎に角、厳しい先生でした。
と言っても「理不尽な大人の理屈」を振りかざすのでは無く、
どれも、きちんと全部、「筋が通った事」ばかりで、
私は、この先生が大好きでした...。

思えば、「附属小学校の先生」に似て居て、
「厳しいけれど、愛情を感じる指導をして下さる」、
本当に素晴らしい先生でした...。

後に、沢山の先生から、様々な御指導を賜りましたが、
私が、好きになる先生は、皆、「このタイプ」だった様な気がします...。

又、それは別に、「先生」に限らず、私が好きな方達は、皆、
「それぞれ分野」で、「同じ様な事をなさる方」が多い様に思います...。

《曲に関して》
曲は、「きちんと楽譜」を読む事。「一音一音丁寧」に...。
そして、その一音一音を、「きちんと演奏する」事。
これが大切。そして、これが全て。
「格好良く弾こう」とか、「リズムに乗って弾こう」等と、
「余計な事は、一切考えず」に、
「きちんと弾く事」が、何よりも大切。


《楽器に関して》
楽器は、きちんと、そして、丁寧に扱う事。
これが出来ないと、演奏を「きちんと」「丁寧」に出来る筈が無い。
又、仮に、演奏だけ「きちんと」出来ても、他がいい加減な人の演奏は、
「驕(おご)り」を感じる...。


《楽譜に関して》
楽譜は、綺麗に、そして、丁寧に使う事。
折り目や落書きなんて、とんでもない!
それが、その曲に対しての「礼儀」。
そして、その曲を「演奏させて頂く」と言う「姿勢」...。
これを忘れては、絶対に、ダメ!

絶対に、
「初心者だから」とか、
「子供だから」とか言う「手加減」は、
一切無かった先生...。

一番最初に出会った先生が、この先生で、本当に良かった!


エレクトーン人生40年。
エレクトーンデモンストレーター30年。
この間ずっと、「一番会いたい先生」は、この先生です...。

何故なら...。


{み}



(更に、明日へ続く...。)



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