エレクトーンデモンストレーター宮内康生の独り言。:So-net blog
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「完コピ」の意味...。 [仕事(3)自分で自分を...。]

突然ですが...。(と言う「書き出し」が多い、このブログです...。)

まず最初に、↓この曲の御紹介から。



【Summer Time/Eumir Deodato】

↑この曲を例に、今日は、話を進めて行きます。


まず、
◎この曲の、「各パート」を全部、譜面に起こす。

次に、
◎「各パート」の「音色」を、エレクトーンで作る。

例えば、
「どのEP」を使って、
それに「何のエフェクト」を「どう」掛けたら、
「同じになるか」を、研究。

例えば、
「STRINGS」に「FL」の「何番」を入れたら、
「同じになるか」を、聴き分ける。


そして、
◎「リズム」=「ドラムス」と「ラテンパーカッション」も同様に。

例えば、
「どのドラム「キット」」を選んだら、
「同じになるか」を、研究。

例えば、
「SD」は、
「どれ」を、
「どれ位のアクセント」で打ち込み、
それを、「どれ位の音量設定」に変更したら、
「同じになるか」を、研究。

◎「R・P・P」で、
 「各パート」は、それぞれ、
 「正しい拍」で打ち込むのか?
 それとも「微妙に「ずらす」」のか?
 

例えば、
それに寄って、「同じテンポ」なのに、
「重いノリ」になるか?「軽いノリ」になるか?
それを、どうすれば、
「同じになるか」を、研究。

例えば、
「カバサ」を使うのか、
それとも、「マラカス」の「チューニング」を変更して、
「カバサの代わりに使う」のか、等、
「何を」「どう」使えば、
「同じになるか」を、研究。

更に、
「カッティングギター」は、
「内蔵のどのリズム」の、「どのパート」を
「持って来る=アセンブリー」と、
「同じになるか」を、研究。



と、ここで、「最初に」戻り、
◎「1人で演奏する」のか?
 それとも、「2人で演奏する」のか?
 これを「じっくり」考える...。

もし「2人」だとしても、「絶対に!」、
ベースを「手で演奏」する形にはせず、
「左足」(必要な箇所は「両足」)での演奏にする。

で、その時、
◎「オートベースコード」のパターンを、
 「どうしても「足」だけでは演奏出来ない箇所」に
 「設定」する...。
それは、あくまでも、
「白玉=全音符」の演奏で、「楽をしよう」とする演奏では無く、
「どうしても」の箇所だけ。

だから、それに「付随」して、
「R・P・S」での「レジストチェンジ」を使い、
「ほんの一瞬だけ」、
例えば、「1拍だけ」
「オートベースコード」を使う為にレジスト番号を移動し、
すぐに(「オートベースコードの入って無い」レジストへ)「戻す」と言う様な、
そんな使い方を、研究。


そして、最後に。
◎それぞれの「各パート」の「音の定位=前後左右設定」を確認。

勿論、「音の定位」は、今までの作業の中、
「細かく細かく」設定して行った方が、
結果「手間が掛からない」ので、
最後に「再度確認」と言う意味での作業。

その中に、「リバーブ」は、
「何を」「どれ位」掛けたら、
「音色が「前に」「後ろに」なるか?」を考え、
「音量設定」だけでは変えられない、
「音量バランス」も、必須。





と、以上、これらの「研究作業」を、何と言うか...。

それは、「完全コピー」、略して「完コピ」...。





「完コピ」は、「著作権」の関係で、
人前で演奏「出来ない」「してはいけない」曲が、殆ど。

なのに、何故、これだけの事をするのか?

それは、↑これだけの研究に「費やした」時間で、
「理屈では無く「感覚」で掴む事」が出来る、
・音色の作り方。
・リズムの打ち込み方。
・曲の「ノリ」。
・音楽(曲)1曲を作り上げる「大変さ」と、
 その何倍も得られる「喜び」。
は、「一生の」財産だから。

そして、それは、
音楽を「生業(=仕事)」にする時、
「何にも代えられない「強み」」になるので...。


{み}



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{み}



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