エレクトーンデモンストレーター宮内康生の独り言。:So-net blog
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「跳ねる」けど「跳ねない」...。 [誰もが弾いた、あの日あの時...。]

今日は、まず、↓この動画から...。



【Les Champs Élysées/Daniele Vidal 】

御存知、「邦題「オー・シャンゼリゼ」」です。



↑この曲「も」、
エレクトーンの「テキスト」の中に入っていましたから、
誰もが弾いていました。

本当に...。(しみじみ...。)

他の方のレッスン中の部屋から聞こえて来たり、
「発表会」や「コンサート」で演奏なさるのを聴いたりと、
エレクトーンで演奏されるのを
「聞く・聴く」機会が、沢山有りました...。



さて...。

↑この曲、確かに、
「メロディーの明るさ・軽快さ」に、
弾いて楽しいし、「聞いて・聴いて」いても楽しい曲です。



でも!

そこが「落とし穴」の曲です。



「軽快さ」に、
演奏し始めてすぐに「ノッて来て」(←文字でこれを表現するのって難しい...。)
「跳ねる」事に「拍車」が掛かり、
結果「「うさぎのダンス」状態」になってしまいます。

「「うさぎのダンス」状態」の「うさぎのダンス」とは、
↓この曲の事です。



【童謡うさぎのダンス】

↑この「うさぎのダンス」は(演奏したり、歌ったりする時)
「跳ねる」事が楽しい曲です。



でも!
「オー・シャンゼリゼ」を↑こんな風に「跳ねて」しまうと、
「メロディーが明るい・軽快」だけに、
普通に跳ねていても「跳ね過ぎ」に聞こえてしまいます...。

それは、「度が過ぎる「明るさ」」になってしまいます。



つまり、
「オー・シャンゼリゼ」は、
「跳ねてしまわない」=「跳ねない」演奏をする事が「ポイント」なのです...。

もっと言うと、
「跳ねる」けれど「跳ねない」と言う奏法が必要な曲なのです...。



と、ここで...。



↑この「オー・シャンゼリゼ」は勿論「ジャズ」では有りませんが、
ちょっと↓こんな内容に切り替えます。



仕事柄、良く、
「ジャズ」の「ノリ」「リズム感」に関して
御質問を頂きます。

そんな時、
「ジャズ=「跳ねる」事」だと勘違いしない様にする事、
それが「ポイント」の1つだとお話しさせて頂きます。



「ジャズ」の曲は、跳ねません!



跳ねてしまうと、
「ジャズ」の曲の持つ
・渋さ
・暗さ
・明るいけど悲しい(哀しい)雰囲気
が「台無し」になってしまうからです...。



しかし、この「跳ねない」けれど「跳ねる」奏法を「習得」するのは
とても難しいです...。

そこで、↑この奏法を
「この「オー・シャンゼリゼ」で「練習」しましょう!」
と言う「意図」が有って、
エレクトーンの「テキスト」の中に入ったのでは?と思います...。



今日の最後に、
同じ曲「オー・シャンゼリゼ」の「跳ねるけど跳ねない」お手本として、
↓この動画を御紹介させて頂きます。



【Les Champs Élysées/Joe dassin】

もう、今日は、多くを語らず、これで...。


{み}



《追記》
「跳ねる」けど「跳ねない」奏法の「逆」で、
「跳ねない」けど「跳ねる」奏法「も」有ります。

「16Beat」なのに「Bounce」に聞こえる(聴こえる)曲が
「それ」です。

↑この「お手本」として、↓この曲を...。



【宝島/T-SQUARE】

「跳ねる」...。
「跳ねない」...。
「跳ねる」けれど「跳ねない」...。
「跳ねない」けれど「跳ねる」...。

「言葉」や「文字」で、↑これらを理解し、
それぞれの奏法を「習得」するのは大変だと思います。

ですから、尚更、「曲」を何度もよく聴いて...。{み}



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どうぞお読み下さい。


{み}



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