エレクトーンデモンストレーター宮内康生の独り言。:So-net blog
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「オルガン」として使う以外に...。 [仕事(4)伝えたい、この思い。]

いつもの事ですが、
「文章だけで伝える事」は、正しく伝わるか不安なので、
「簡単な文章で」書かせて頂きます。



まず、
「ORGAN FLUTE」の「8'」の、
「EFFECT」(ROTARY SPEAKER等)を「OFF」に設定する。

↑これ、「万能アタック音」として使用出来ます。



「VOICE EDIT」で、
例えば「HORN 1」を「EDIT」したとします。

でも、「ATTACK=音(おと)の立ち上がり音(おん)」は、
どんなに頑張っても、元の「HORN 1」よりも強くなりません。


この「HORN 1」に、
・コツコツ音
と言うか、
・プワプワ音
と言うか、
「↑そう言う音」が欲しいけど、
「VOICE EDIT」では、それが出来ません。



でも、↑この「万能アタック音」を使えば良く...。。



「ORGAN FLUTE」も(他の「音色ボタン群」と同様に)、
「Vol.」が「0~24」段階でセット出来ます。
そして、
「ORGAN FLUTE」の「それぞれのフィート」も
「0~8」段階でセット出来ます。

例えば、
「Vol.」は「2」で「FLUTE 8'」を「1」にするか、
それとも、
「Vol.」は「1」で「FLUTE 8'」を「2」にするか、
と言う、物凄く「細かい設定=音色へのこだわり」で、
この「万能アタック音」を足す事が出来る訳です。


この「万能アタック音」の足し加減で、
「はっきり・くっきり」とした音の「立ち上がり」にも、
逆に、
「微妙な」「立ち上がり音」にも設定出来ます。

又、これは、
「VOICE EDIT」で「ATTACK」を設定するより、
簡単に、しかも短時間で設定出来、
しかも、細かいこだわりが「音色に反映」されます。

「これぞ、エレクトーン」、
「これこそが、エレクトーン」、
です...。



「サンプリング」が音源の「主流」になった今、
「VOICE EDIT」に限らず、
「サンプリング」した音色の
「元の「音の立ち上がり」」よりも
「「強い=速い」「ATTACK音」」を足すのは、
とても難しく、複雑な事が必要です。

でも、エレクトーンは、
「エレクトーンの「基本的考え方」」は、
「ある音色(既存の音色)」と「ある音色(既存の音色)」を「足して」、
「音色を作って行く」事なので、
こんな風に、ずっと、簡単に、短時間に設定が出来る様にしてある訳です...。





と、ここまでお読みになり、
「これは良い事を知った!」
と思って頂ければ嬉しいです。

が...。

↑これには、「更に」、
「音色作りに「こだわれる」事」が沢山有ります。

この先は、どうぞ私の講座やレッスンで...。


{み}



《追記》
「蛇足」ながら、
「足したい音色」の「フィート」に合わせて、
例えば、
「PICCOLO」なら「4'」の、
「TROMBONE」の「16'」なら「16'」の、
それぞれ「ORGAN FLUTE」を使用して下さい...。{み}



《追追記》
「ORGAN FLUTE」が使えるのは、
「STAGEA」ならば「C(カスタム)」からで、
そして、それ以前の場合も、
いわゆる「上級機種」からです...。

つまり、↑「こんな」(又は「ここまで」)音色への「こだわり」を、
「持ちたい」「持つべきだ」と
考えられる(感じられる)様になったと言う事は、
それだけ「御自身の「音楽的「力・レベル・能力・」」」も
「上級」になったと言う「証し」だと思います。

エレクトーンが「ボタン」になった【F型=FX/FS】から、
「音色がプリセット=もう既に作られた状態」になりました。

この「プリセット音色」に対し、
「これで良い」と思い「何もしない」か、
「これに対し「創意工夫する」」かでは、
演奏される曲の「出来上がり」が、全く違う、
私はそう思いますし、それを、ずっとずっと、長年伝えて来ました。{み}



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