桜...。 [季節の御挨拶]
今年の桜は、開花も早ければ、満開も早いですね...。
毎年、桜を見る度に、
「来年も、桜が見られます様に。」
と、「来年の心配」をして居る自分が居て...。
そして...。
「来年の桜を見る頃、どうなってるんだろう...。」
と、これも、「来年の心配」をして居る自分が居て...。
「来年の心配」をするよりも、
「今、目の前の桜をしっかり楽しもう...。」
と思うと...。
「大丈夫...。」
と、「来年の自分から」の声が聞こえる様な気がした所で、
「一人お花見」を終了...。
これが、毎年恒例、「いつもの」お花見です...。
年を重ねるに連れて、年々、
「お花見は、きちんとしなければ「いけない」と言う気持ち」になります。
と言っても、
「飲んだり食べたり」のお花見では有りません。
それは、
「きちんと一年経った事を確認する」と言う意味です。
「年中行事」は沢山有ります...。
こう言う風に「一年の節目」を感じるのだったら、
「お正月」が有ります...。
でも...。
「桜」は、やはり特別です...。
冬がきちんと終わる事を教えてくれて...。
そして...。
一年を、「きちんと」だか「それなり」だか解りませんが、
「生きる事が出来た事」を確認する、重要な「節目」...。
それが、お花見...。
それをきちんとしないと、
前に進んで行けない様な、
いや、
前に進んではいけない様な、
そんな気になる...。
それが、お花見...。
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