エレクトーンデモンストレーター宮内康生の独り言。:So-net blog
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アンサンブルの「考え方」...。 [誰もが弾いた、あの日あの時...。]

今の時代、
「大学のサークル」で「エレクトーン」に関する物が有り、
羨ましいです...。

グループの「レッスンで」知り合った形では無く、
又、「年齢も近い=同じ年代」なので、
「仲間意識」「強い絆」等を持ち易いのではないかと思います。
(「だからこそ」の「衝突」も有るのかもしれませんが...。)

そこで...。

学園祭や「他校との合同コンサート」等での「アンサンブル演奏」に、
↓こう言う「御提案」をさせて頂ければと思います。

もし、
何かの「発表の場所」で、
「アンサンブルの選曲」
「アンサンブル自体」
に悩まれた時の「ヒントに」なればと思います。



それには、まず、「↓こう言うお考え」を変えて頂ければと思います。

それは...。

本来アンサンブルと言う物は、
「一人が「ずっと」メロディーを弾いて」、
「一人が「ずっと」コードを弾いて」、
つまり、
「目立つ人」が一人居て、
「他の人は「その引き立て役」では無いと言う事です...。



と「いきなり」こんな事を文章で書かれても
「ピン」と来ないと思いますので、
ここから「具体例」として、続けます。



そこで、
「複数の人数で「共有する」「ハモる」」形でメロディーを演奏し、
それを演奏しながら
「コードの「刻み」」や「べた弾き」も、
同様に(一緒に)「共有」してしまう、
そんな「アンサンブル」を「御提案」させて下さい。

「メロディー」の「1フレーズ」を弾いたら、
その「合いの手」や「返事」の様に、
「違う1フレーズ」が出て来る曲、
そんな曲、沢山沢山有ります。



「コードの「刻み」」を担当する
「ピアノ」と「ギター」が曲中に在り、それが、
「時に違う「刻み」」を、
「時に同じ「刻み」」を演奏する曲、
そんな曲、沢山沢山有ります。

そして、「刻み」だけでは、
「バックの音」が「薄く」感じられるので、
「音量を少し控えて」、
「ストリングス」や「コーラス」が「薄っすら」
「白玉=全音符や二分音符」(時に四分音符等でも)
 で演奏されたりする「べた弾き」が「不可欠」です...。

↑この「べた弾き」も、
例えば、
「1人で「ドミソ」」と演奏してしまうのでは無く、
「3人で「ドミソ」」を「分担」すれば、
これはこれで、凄く「拡がりの有る」演奏になります。

しかも
「3人の「ドミソ」」の、それぞれ「音量を変える」と、
「1人で「ドミソ」」と演奏するよりも、
とても「綺麗なハーモニー」になります。

「拡がり」は有るし...。
「綺麗」だし...。
「そうする価値」は「十分に」在ります!



そう...。



「右手でメロディーを弾いて居る」時、
「左でコードの演奏をする」、
これこそ「エレクトーンの演奏方法=特徴」ですよね...。

だからこそ、それを、「アンサンブル」でも活かしましょう!





話を少し変えます。

「60年代~70年代の曲」には、
↑こんな形での「アンサンブル」にピッタリで、
「アンサンブルの皆が「平等に」難しく」、
だからこそ、
「アンサンブルの皆が楽しい曲」が沢山沢山有ります。



それと...。



「60年代~70年代の曲」は、
ドラムセットの打楽器の数が、
その後の「80年代」や、
「ドラムが「打ち込み」の時代」に比べて、
「非常に少ない」ので、
「「耳コピー」で「完コピ」」が、とても「し易い」です。

ですから、それを「R・P・P」に打ち込む時、
「比較的」楽に出来ます。
(勿論、「凝り始めたら」、キリが無いですが...。)

一人に「R・P・P」を作成する「役割」を任せるのでは無く、
皆で「一緒に」行えば、
これはこれで、凄く楽しいです。
「1小節ずつ」作り上げて行く事は、
「地道にコツコツ」で、ちょっと大変ですが、
出来上がった時の「達成感」「満足感」は、本当に素晴らしいです!



でも、
「60年代~70年代の曲」の「定番」の
「タンバリン」の「8分音符」や「16分音符」は、
わざと「R・P・P」に入れず、
「キーボード・パーカッション」、
例えば、
「ド・シ・ラ・ソ」
でも、
「ド・ソ・ミ・ド」
でも何でも良いですから、
「打ち込みでは無く、アンサンブルで参加する」
のが良いと思います。

それに、
「キーボード・パーカッション」の「ボリューム」の違う
レジストレーションメモリーを作り、
↑こう演奏しながら(レジストレーションメモリーを)変更すれば、
「打楽器の「強弱」表現」も「簡単に」出来るので、
決して「平坦な」「単調な」物にはなりません。

↑このパートの方は、とても大変だけど、
だからこそ、「無くてはならない存在」になります。


ですから、↑このパート以外の方に、
「要所要所の「キメの打楽器」」をお願いし、
同様に「キーボード・パーカッション」にし、
「メロディーを演奏しながら」、
「「キメ」の打楽器」を「きちんとタイミング良く入れる」事は、
とても「良い緊張感」を楽しめます...。



更に...。



そして、
同じく「60年代~70年代の曲」は、
「ベース」が兎に角格好良く、
でも、「複雑そう」「難しそう」に聴こえますが、
決してそうでは無く、
少し頑張れば「手(左手)」では無く、
「左足」又は「部分的に両足」の演奏が「可能」な曲が多いです。


ややもすると、
「一番上手な人」が「メロディーを一人で」演奏するのが
「アンサンブルの定番=お約束」の様に思われてしまいますが、
「一番上手な人」が「ベースだけを担当」し、
「左足」又は「部分的に両足」の演奏をする様にする事、
これはこれで「有り!」だと思いますし、
事実、この「ベース」が、凄~~~く格好良い物になります。





以上、↑この様にすると、絶対に、
「な~んだ...。私、こんなパートなんだ...。」
と、アンサンブルの「分担」の「不公平感」が無くなり、
「誰かが欠けると演奏出来ない or 楽しくない」アンサンブルに
出来ます...。


と、ここで、
これまで書かせて頂いた事の「例」として、
↓この曲を...。

https://youtu.be/xwzWMDE6EL0
【輝く星座/フィフス・ディメンション】

残念ながら、
「埋め込み無効作品」ですので、
どうぞクリックなさってお聴きになり、
↑今日の内容の「御参考に」なさって下さい...。


{み}



《追記》
今日書かせて頂いた「アンサンブルの考え方」は、
60年代~70年代にエレクトーンを習っていらした方ならば、
実際に(アンサンブルでの演奏で)御経験なさったか、
又は、御自身よりも「少し年上の方々が」、
そう言うアンサンブルをなさるのをお聴きになり、
憧れた方だと思います。

「アンサンブル」は、
↑こう言うのが「本当の姿」だと思います...。

「誰かが目立つ為」のアンサンブルでは無く、
「演奏する皆が「平等」」で、
「皆「で」その曲を演奏する」事...。

ですよね...。{み}



≪お願い≫
↓これは、以前に書かせて頂いた記事です。
是非、多くの方にお読み頂きたい内容の記事です。

↓このURLをクリックして頂くと、その記事へ移動致します。
http://yasuomiyauchi.blog.so-net.ne.jp/2013-06-12
【失礼な噂、誹謗中傷に対して。[御報告致します。] /2013-06-12記入分】

どうぞお読み下さい。


{み}



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