エレクトーンデモンストレーター宮内康生の独り言。:So-net blog
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「苦手な調(ちょう)」の克服方法...。 [好き(7)曲/歌手]

今考えると、何故「この調(ちょう)」が苦手だったのか解らない程、
「↓この曲が流行る」まで、苦手でした...。



苦手な調(ちょう)...。
それは...。



「D♭」...。



そのずっと前に、逆に、「大好きな調(ちょう)」として、
又、「大好き」だからこそ「大得意な調(ちょう)」として、
「D」が有ったので、
(勝手な「自己分析」ですが)
「D」よりも「1音下がった=レコードの回転が、ゆっくりになった」みたいな、
変な「違和感(いわかん)」を感じて居たのだと思います。


それは、「A」が「A♭」や、「E」が「E♭」になった時の、
「1音下がったのに「何故か暗い感じがしない」、
むしろ「♭系なのに、「明るい調(ちょう)」」とは懸け離れ、
「D♭」は、「暗くて好きじゃない...。」と言う思いでした。

要は、「わがままな思い込み」で、
「弾きたくない調(ちょう)」だっただけだと思います...。



でも!

↓この曲が流行ってから(厳密に言うと「流行るだろうなと予想出来た時」から)、
そんな「わがまま」は、言って居られなくなり...。
もう、後は、「いつもと同じく」、
「どんな環境でも」「どんな状態でも」演奏出来る様にする為に、
ただ「ひたすら」、練習...。

特に、左手のアルペジオの「メロディー直前の物」は、
ただただ「練習有るのみ!」と言う感じでした...。


とここに、↓この動画を貼り付けて有ったのですが、
すぐに「削除」されてしまいました。
YouTubeに限らず、
ネットには、
「御本人歌唱で無い映像」は、沢山有るのですが...。

ですので、動画を貼り付けるのは諦めました。

【恋におちて/小林明子】

そう...。

「歌謡曲」を演奏させて頂く場合、
絶対に「その調(ちょう)=原曲のままの調(ちょう)」で無いと、
「その曲の持つ「雰囲気」」は出せないです...。

又、↑この曲に限らず、
「その調(ちょう)=原曲のままの調(ちょう)」で演奏する様に練習すると、
「思わぬ御褒美」が与えられます...。

「その調(ちょう)」の、コード...。
「その調(ちょう)」の、スケール...。
↑この曲を練習する内に、
「D♭」は、「嫌い・不得意な調(ちょう)」から、
「大好きな調(ちょう)」に変わりました。

そして、以前から「大好き・大得意な調(ちょう)」の「D」の為に、
この曲を「練習の為に転調し」、
結果「D」が、もっと「大好き・大得意な調(ちょう)」になりました。



そして...。



折角なので、「D♭」と「D」のレパートリーを数曲、新曲で仕込みをし、
その中の1曲の「If」は、その後、「私の代表曲に」なりました...。

ちなみに...。

私は、「TRANCEPOSE」(トランスポーズ=簡単「移調」機能)が、
「何の抵抗も無く」使えます。

「ド」を弾いても「ド#」や「シ」の音が鳴る↑この機能、
「気持ち悪い」
とおっしゃる方も多いです...。

でも!

私は、その「気持ち悪さ」よりも、
エレクトーンで演奏「し難い」、
「B」「B♭」「A」「A♭」の「ペダル鍵盤が「1オクターブ」分存在しない物」には、
それを「別の調(ちょう)」にして「原曲のイメージを大きく損なう」よりも、
「C」で演奏して、「「B」「B♭」「A」「A♭」の調(ちょう)」で鳴る様にした方が、
ずっと良いと思います。

又、無理に「B」「B♭」「A」「A♭」で演奏して、
「有り得ないBassのスケール」にしてしまうよりも、
ずっとずっと良いと思います。





【HSシリーズ】になってから、それ以降、
それでも、エレクトーンのペダル鍵盤は、1オクターブ半です。

例えば、
「B♭」の
「シ♭」「ド」「レ」「ミ♭」「ファ」「ソ」、までは「上行」出来ますが、
その次の「ラ」は、最初の「シ♭」より「下」にしか存在しません...。

ましてや【HSシリーズ】の前まで、
エレクトーンのペダル鍵盤は、1オクターブでしたので、
「B♭」「B」の曲の表現は、かなり「無理」が有り...。



話を元に戻します。

でも、「C」では「黒鍵」を使用しない「弾き難さ」が起きてしまう為、
あえて「D♭」「D」等で演奏して、
でも「TRANCEPOSE」で「B♭」「B」で鳴る様にすると言う「工夫を」
して居ました。

「心無い人」、
「↑こんな事情を解らない人」は、
「手抜きの「TRANCEPOSE」!」と悪口を言ったり、
馬鹿にしたりしますが、
でも、私は、決してそうは思いませんし、
こう言う為にも「TRANCEPOSE」は存在すると思って居ます。



今日の最後に...。

どうぞ、「♭」「#」が増えても恐がらず、
むしろ、黒鍵の登場が増えれば、その分、
「運指」は楽になる=鍵盤楽器は「弾き易い状態になる事」を、
是非、解って頂きたいです。

又、「自分の得意な調(ちょう)」を見付け、
是非、それを身に付けて頂ければと思います...。


{み}



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